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インドネシアのMOMOTARO日本語学校と連携し、現場で活きる日本語教育と生活支援を提供

入国後講習センター集合写真

ROY株式会社は、2026年4月より、千葉県酒々井町において「ROY株式会社 入国後講習センター」の運営を開始しました。

本センターは、インドネシアで提携するMOMOTARO日本語学校と協同で運営し、日本へ入国した技能実習生が企業へ配属される前に、日本語や生活習慣、法令、安全に関する知識などを学ぶための施設です。

成田空港から移動しやすい立地に宿泊設備を備え、入国時の空港送迎から講習中の生活、行政手続きまで一体的に支援します。

教育の中心となるのは、教科書の日本語だけではなく、実際の作業現場で使える日本語です。現場で交わされる言葉を繰り返し学び、会話を通じて身につけることで、技能実習生が職人や同僚と円滑にコミュニケーションを取れる状態を目指します。

目次

入国後講習センターとは

技能実習制度では、第1号技能実習生に対し、企業へ配属される前に、日本語、日本での生活一般に関する知識、法的保護に必要な情報、円滑な技能等の修得に役立つ知識について、所定の入国後講習を実施することが求められています。 入国後講習センターでは、技能実習生が約1か月間共同生活を送りながら、日本で生活し、働くために必要な準備を行います。

単に知識を覚えるだけではなく、講師やほかの技能実習生と会話しながら学ぶことで、配属後に自分から質問・確認・相談ができる力を養います。

開設の背景

技能実習生が日本で安心して生活し、配属先で技能を身につけるためには、日本語だけでなく、日本独自の生活習慣や職場のルール、安全に関する知識を理解しておく必要があります。

特に作業現場では、「危ない」「止めて」「確認してください」といった安全に直結する言葉や、道具の名称、作業手順など、日常会話とは異なる日本語が使われます。

日本語を勉強していても、実際の現場で言葉を聞き取れなかったり、自分から質問できなかったりすると、意思疎通の行き違いや作業上の不安につながりかねません。

そこでROY株式会社では、入国後講習の段階から作業現場で使う日本語を繰り返し学び、実際に声に出して練習できる環境を整えました。

技能実習生が安心して新しい生活を始められることはもちろん、受入企業にとっても、円滑な配属や職場内のコミュニケーション、安全な作業環境の構築につながるセンターを目指しています。


ROY株式会社が掲げる教育理念

「知っている日本語」を「現場で使える日本語」へ

ROY株式会社の入国後講習センターでは、次の教育理念を掲げています。

作業現場で使う日本語を繰り返し学び、職人と会話ができる人材を育てる。

日本語の単語や文法を覚えることだけが、講習の目的ではありません。

現場で指示を受けた際に内容を理解し、分からないことがあれば聞き返し、自分の状況を相手へ伝えられることが重要です。

講習では、あいさつや日常会話に加えて、作業指示、安全確認、道具の受け渡し、体調の報告など、実際の職場で想定される場面を取り入れています。

配属初日から職人や同僚とコミュニケーションを取りやすくなるよう、実践的な会話力の習得を支援します。

日本語教育における3つの特徴

1.繰り返し学べる

一度覚えただけでは、慣れない環境で日本語を使うことは簡単ではありません。

講習では、現場で使用する単語や表現を繰り返し確認します。聞く、読む、声に出す、会話で使うという学習を重ね、必要な言葉が自然に出てくる状態を目指します。

2.その場で会話して学べる

講師から一方的に説明を受けるだけでなく、技能実習生が実際に発言する時間を大切にしています。

「分かりません」「もう一度お願いします」「ここを確認してもいいですか」など、職場で必要となる表現を会話形式で練習。間違いをその場で確認できるため、正しい言い方や伝え方を身につけられます。

3.職人と話せる

作業現場を想定した会話練習に加え、職人と直接話す機会を設けています。

話す速さや言葉の使い方など、教科書だけでは学びにくい日本語に触れることで、配属後の会話に対する不安を軽減します。

技能実習生が職人からの指示を待つだけではなく、自分からあいさつや質問、報告ができるようになることが目標です。


入国後講習で実施する主な科目

日本語

日本での生活や職場でのコミュニケーションを円滑に進めるため、文法、聴解、読解、文字、会話など、日本語の基礎を学びます。

日常生活で使う表現だけでなく、作業現場で必要となる言葉や安全に関する指示、報告・連絡・相談の方法なども取り入れています。

生活一般に関する知識

技能実習生が日本で困ることなく生活できるよう、日本のマナーやルールを学習します。

主な内容は次のとおりです。

・ゴミの分別方法と収集日の確認
・自転車の乗り方と交通ルール
・電車やバスなど公共交通機関の利用方法
・買い物や銀行の利用方法
・共同生活におけるルール
・地震や台風などの災害への備え
・体調不良時の相談方法

実際の生活場面を想定しながら、日本で安心して暮らすための知識を身につけます。

法的保護に必要な情報

技能実習法令、出入国管理関係法令、労働関係法令など、技能実習生を保護するために必要な知識を学びます。

賃金や労働時間、休日などの基本的なルールに加え、問題が起きた場合の申告先や相談先、労働基準監督署などの行政機関へ連絡する方法についても確認します。

技能実習生自身がルールを理解し、困ったときに適切な相談行動を取れるよう支援する科目です。

円滑な技能等の修得に役立つ知識

企業への配属に向けた心構えや職場の規律、従事予定の業務に関する基礎知識を学びます。

作業現場で使用する機械や工具の基本、安全確認の方法、労働災害を防ぐための注意点、健康管理などを取り上げ、技能を安全かつ円滑に身につけるための準備を進めます。


弊社職員によるフルハーネス特別教育を受講する技能実習生

学習と生活を支える充実した設備・サポート

ROY株式会社の入国後講習センターでは、技能実習生が学習に集中しながら、安心して生活できる環境を整えています。

宿泊施設を完備

講習期間中に生活できる宿泊設備をセンター内に備えています。移動の負担を減らし、規則正しい共同生活を送りながら講習を受けられる環境です。

Wi-Fiを完備

施設内にはWi-Fi環境を整備しています。オンライン教材を利用した学習に加え、母国にいる家族との連絡にも利用できます。

入国時の無料送迎

技能実習生が成田空港へ到着した際は、講習センターまで無料で送迎します。

日本へ初めて入国する技能実習生が、空港からの移動方法や荷物の運搬に困ることなく、安全にセンターへ移動できる体制を整えました。

キッチンを設置

施設にはキッチンを備えており、技能実習生が自炊できる環境を用意しています。

日本の食材や調理設備の使い方、共同で使用する場所の清掃方法なども、生活を通して学べます。

転入届・転出届などの手続きをサポート

日本での生活を始める際に必要となる転入届や、配属先へ移動する際の転出届など、行政手続きについてもサポートします。

手続きの流れや必要書類を案内し、技能実習生が安心して新しい地域で生活を始められるよう支援しています。

MOMOTARO日本語学校との連携

本センターは、インドネシアで提携するMOMOTARO日本語学校と協同で運営しています。

入国前にインドネシアで学んだ日本語や生活知識を、入国後の講習へ切れ目なくつなげることで、一貫性のある教育を実施できることが強みです。

入国前と入国後の学習状況を共有し、一人ひとりの理解度や課題に合わせた指導を行います。

日本での講習をゼロから始めるのではなく、母国で積み重ねた学習を実際の生活や職場で使える力へ発展させていきます。


ROY株式会社からのコメント

技能実習生にとって、日本への入国は、新しい仕事だけでなく、新しい生活が始まる大きな節目です。

言葉や生活習慣が分からない状態で企業へ配属されれば、本人だけでなく、受入企業の担当者や一緒に働く職人も不安を感じることがあります。

だからこそ、入国後講習では知識を伝えるだけでなく、「分からないときに質問できること」「困ったときに相談できること」「相手と会話しながら仕事を進められること」を大切にしています。

技能実習生と受入企業の双方が安心して技能実習を始められるよう、現場で本当に役立つ教育と生活支援を提供してまいります。


今後の展望

ROY株式会社は今後も、MOMOTARO日本語学校や受入企業、現場で働く職人との連携を深め、講習内容の充実を図ります。

業種や作業内容に応じた現場日本語の教育、安全意識を高めるための実践的な講習、配属後の継続的な日本語学習支援などにも取り組んでいく方針です。

技能実習生が日本で安心して暮らし、周囲の人と信頼関係を築きながら技能を身につけられる環境をつくること。

そして、受入企業が外国人材と円滑に働ける環境づくりを支えること。

ROY株式会社は、入国前から入国後、企業への配属後までを見据えた人材育成と支援を通じて、技能実習生と受入企業のより良い関係づくりに貢献してまいります。


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