
インドネシア建築研修センターで、内装工事と木材加工の研修が行われました
ROY株式会社が運営するインドネシア建築研修センターにて、日本での就労を希望する研修生を対象とした内装工事・木材加工の実技研修が行われました。今回の研修は、日本の住宅や建築現場で求められる作業を事前に経験しておくことを目的とし、基礎から応用まで幅広い内容が組み込まれています。

内装工事の研修では、建物の補修やリフォームで欠かせない工程を中心に学びました。間柱の取り替えや新たな部材の設置、壁面を仕上げるためのボード施工、室内の印象を整えるクロス作業、床下の下地調整、床板の交換など、実際の現場で行われる一連の作業を順を追って体験しています。道具の扱いに慣れていない研修生も多い中、それぞれが練習を重ねることで少しずつ作業の精度が上がってきました。

また、木材の加工に関する研修では、家具の制作やウッドデッキの組み立てといった、ものづくりを通した実践的な内容が取り入れられました。材料の切断や部材の調整、木材同士を組み合わせるための基礎的な技術など、大工仕事で必要となる技能を丁寧に学ぶ時間が設けられています。自身の手で形を作り上げる工程は研修生にとって大きな達成感となり、日本で働く意欲にもつながっています。

研修の指導には、日本で技能実習を経験した元実習生があたり、現地語と日本語を交えながら作業のポイントを解説しています。日本での勤務経験を踏まえた実践的な助言が加わることで、研修生が理解しやすい環境が整えられています。
今回の研修を通じて、研修生たちは日本での建設現場をイメージしやすくなり、求められる基礎技能や安全への意識を身につけ始めています。事前にこうした経験を積むことで、日本企業が研修生を受け入れる際の不安も軽減され、スムーズな現場適応が期待できます。
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こんにちは、当サイトのメディア担当・ながいです。
インドネシアにある建築研修センターから、現地の研修の様子や技能実習生の育成に関する取り組みをお届けしています。
研修生たちの成長や、センターならではの魅力を通して、日本とインドネシアをつなぐ架け橋になれたらと思っています。
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