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2025/04/23 桃太郎通信:インドネシア技能実習生1期生が指導員として、第3・4期生に対して屋根研修を実施中!!

Salamat Pagi!こんにちは、桃太郎日本語学校のブログへようこそ!

現在、インドネシアの建築研修センターでは、6月に来日予定の第3期生7名および第4期生6名を対象に、4月11日から5月末まで屋根研修を実施しています。

今回の研修には、日本の職人2名に加え、2023年11月に第1期生としてROYに入社したダルトさんも指導員として参加しています。ダルトさんはインドネシアで約1年の大工経験があり、日本での研修期間はまだ1年半ですが、高い技術力と安全意識が評価され、今回の指導員に抜擢されました。

目次

現地での研修内容

研修では、足場の組み立て・解体や安全対策を初めに学び、その後、インドネシアの資材を使用した屋根の修理・解体を実践しています。

日本語能力が高いダルトさんが、現地語と日本語を交えて指導することで、第3・4期生の理解が深まり、質問にもその場で対応できるため、非常に効果的な学習環境となっています。

作業開始前のフルハーネスの装着点検
現地資材のルーフィング

日本とは異なる資材への対応

インドネシアには、日本で屋根工事に不可欠な「唐草(軒先の木材を雨水から守る部材)」が存在しないため、板金を加工して一から製作しています。

このように、日本の住宅に必要な資材の一部は日本から輸送していますが、現地で手に入らないものについては現地の素材を使って代替品を作ることで、日本独自の建築技術とその重要性を実地で学ぶ貴重な機会となっています。

板金で唐草を制作中
屋根の取り付け作業を行う研修生

日本の職人・浦川さんのコメント

第3・4期生はすでに足場組立の研修を受けていたこともあり、高所作業の安全管理や材料の名称などをよく理解していました。非常に勉強熱心で、わからないことがあればすぐに質問してくれるため、日本に来てもすぐに戦力になると感じています。

ダルトさんは初めての指導員として少し緊張していましたが、滑落防止策や屋根工事のポイントを的確に説明していました。日本での1年半の経験を活かして、屋根材の取り付け方や板金の切り方を教えるだけでなく、スコールが多い気候を踏まえ、作業工程を柔軟に調整しながら進めていました。今後、頼られる存在になると思います。

日本人職人として指導を行う浦川さん

指導員として参加したダルトさんのコメント

屋根工事の指導員を務めるのは初めてですが、第3・4期生たちが将来日本で働き始める際に屋根工事の基礎をしっかり習得できるよう、彼らの印象に残りかつ覚えやすい教材を使用して指導しています。

加えて、お客様と接する時の挨拶・礼儀・服装、現場の整理・整頓、効率的な時間の使い方など、インドネシアとは異なる日本特有の考え方についても説明し、入国後すぐに日本の環境に慣れるように私が1年半で学んできたノウハウを少しずつ教えています。
すごくやる気があるMOMOTAROの後輩の第3・4期生と日本で一緒に働けることを大変楽しみにしています。

第1期インドネシア技能実習生で今回指導者を務めたダルト氏

このように、インドネシア建築研修センターでは、実際の作業を通じて技術と安全意識を養う実践的な研修が行われています。今後の活躍がますます楽しみです!

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こんにちは、当サイトのメディア担当・ながいです。
インドネシアにある建築研修センターから、現地の研修の様子や技能実習生の育成に関する取り組みをお届けしています。
研修生たちの成長や、センターならではの魅力を通して、日本とインドネシアをつなぐ架け橋になれたらと思っています。
これからの発信にもぜひご注目ください!

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